代官山 蔦屋書店 オフィシャルブログ
コンシェルジュ自ら仕入れた商品、企画したイベントなどを紹介します。

ことばを身につける“コトバッジ”

2014年6月13日16:34


6/30まで2号館デザインフロアで展開中の“コトバッジ”フェアのご紹介です。



 “コトバッジ”とは…名前のとおり言葉がデザインされたバッジのこと。
「ことばを身につける」をコンセプトに、ひとつひとつが木で作られています。

コトバッジを制作しているのはomomma(http://omomma.in/ )主宰の大原大次郎氏。
今年度の東京TDC賞、JAGDA新人賞をW受賞している今注目のデザイナーです。

グラフィックデザイン、エディトリアルデザインのお仕事をする傍ら、
タイポグラフィ(文字)にまつわるプロジェクトを展開しています。

コトバッジもそんなプロジェクトのひとつで、今まで作られてきた
コトバッジのラインナップは50種類以上になるそう。

デザインフロアでは、新作も含めて25種類のコトバッジをお取り扱い中です。
写真でいくつかご紹介します。(税抜価格1文字のものは¥1,200、2文字以上のものは¥1,500)


 左上の「蔦」のデザインは今回のフェアのために大原氏にお願いして
つくっていただいた代官山 蔦屋書店限定デザイン。
ちょっとしたお土産にもおすすめです。

右上の「〼(マス)」のデザインは、
巷で話題のmascotboy氏とコラボされている新作。
今までにもラッパーのイルリメ氏やイラストレーターの死後くんなどなど
様々な分野のクリエイターの方々とのコラボデザインがありました。

1文字のデザインもインパクトがあって可愛らしいですが、
2文字以上の単語も個性的なラインナップが並んでいます。

絵画や写真、レコードなど自分の好きなものを選んだり、
お友達の趣味や職業のバッジをプレゼントしたり、
 選ぶ楽しみがあるのもコトバッジの醍醐味です!
木目や色合いもそれぞれ違うので手に取って悩んでくださいね。





お目当てのコトバッジが探しやすいように、今回のフェアに合わせて
コトバッジ用にボックスもご用意してくださいました。

底面の糸の張り方もひとつひとつ違っていて細かいです!
ぜひ店頭でそっと持ち上げて見てみてください。

 そしてコトバッジを手に入れたら、ことばを身につけてみましょう。




スタッフもバッグやシャツにつけています。
制服には「蔦」バッジをつけたり、担当ジャンルのバッジをつけています。
 シンプルなものにつけると「ことば」が目をひくのでおすすめです。

コトバッジを展開している裏側では大原氏のお仕事をご紹介中です。
今までデザインを手がけてきた本たちがずらり。




本のデザインもタイトルが手描きだったり、記号のようだったり文字がとても個性的です。

そして今回はキャプションを設営のときに手描きしてくださいました!
 フェアのポスターも、コトバッジのキャプションもすべて手描きです。

 下の写真は、描いていただいているところ。
(ポスターは事務所で描いてきてくださいました。) 


 

色鉛筆と雲形定規でさらさら~と描き上げる大原氏。 

目の前で大原氏が文字を描かれる様子を見ていたら、
自分でもなにか文字を手描きしてみたい気持ちになりました。 
メールばかりで手で文字を書く機会が減ってしまっているからこそ、
手描きの文字に懐かしさや魅力を感じるのかもしれません。

写真家・ホンマタカシ氏とのコラボレーションワーク「稜線」もお取扱いしています。
紙が繊細なので店頭に出せていないのですが、ポスターも2種販売中です。

紙が繊細なので店頭に出せていないのですが、稜線ポスターも2種販売中です。
 (B2サイズ、各税抜¥1,000)
お気軽にカウンタースタッフまでお声掛けくださいませ。

編集者・寸氏との共著「ハロー風景」も入荷しています。
こちらはできたてほやほやです!


 

寸氏の詠む俳句とその解説、大原氏のドローイングで構成された本と
ポスターが1セットになっています。(税抜¥1,600)

全体が青で統一されているのと、モチーフの女の子や俳句から
どこか夏の甘酸っぱさを感じさせてくれます。
とても素敵なので、ぜひお手に取ってみてください!

WEBサイトもあります→http://hellofukei.com/

今月発売の雑誌にも登場している大原氏。




アイデアでは文字のプロジェクト「もじゅうりょく」についての記事が、
MdNでは大原氏がアートワークやグッズのデザインを手がける
アーティスト・星野源氏とのデザインにまつわる対談が読めます。
星野氏の著書「そして生活はつづく」の「生活」バッジも在庫があります!
 
現在当店のフェアの他にも銀座G8にてJAGDA新人賞の展示をしていたり、
夏にもいくつか展示のご予定があるそうで、大原氏への注目度は高まるばかりです。

 今後のお仕事や作品も気になるところですが、
まずは当店で開催中のコトバッジフェアを見にいらしてください。
※6月末までのフェアとなっています。
 皆様のご来店、お待ちしています。

フェアに関するお問い合わせは代官山 蔦屋書店
建築・デザインカウンター<TEL:03-3770-2525>まで。
お電話の際は「ブログを見た」とお伝えください。 

建築・デザインコンシェルジュ 小野村 美郷


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