ドン・チードルが監督、主演、脚本、製作を務めた『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』の公開を記念し、今回は小川隆夫氏をゲストに迎え、マイルスの秘話をたっぷりとお伺いしました。
70名ほどの方々にお集まりいただき、大盛況となった本イベントの様子をレポートしたいと思います。
JAZZを築いた、帝王と呼ばれるマイルス・デイヴィス。
バップからモード、さらにはロックやクラッシックと、常に新しい音楽を追い求め、創造してきたマイルスは、表現者として多彩な人物であったと言えるでしょう。
そんなマイルスが「ドク」と呼び、親交があったのが小川隆夫氏。
今回は、映画『MILES AHEAD/マイルス・デイヴィス 空白の5年間』についての印象や、劇中で流れているマイルスの数々の名曲をかけたりと、まさにマイルスの世界観に酔いしれるひと時となりました。
ジャズ・ジャーナリストにして整形外科医でもある彼がマイルスと出会い、その後20回にもわたるインタビューや、かつての妻フランシス・テイラーとのエピソードなど、マイルスの素顔を覗くことが出来たのではないでしょうか。
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そこで、マイルスの魅力が詰まったおすすめアルバムを3枚選んでみました。
■Kind Of Blue
ジャズ史上の最高傑作といわれ、発売から55年たった現在でも売れ続けている普遍的なアルバム。
マイルスの60年代の方向と、その後のジャズ界に大きな影響を与えた。ピアノは、ウイントン・ケリーとビル・エヴァンス。
*精神集中したいとき、一人の時間を大切にしたいときに。
■Sketches of Spain
マイルスが最も信頼を寄せたアレンジャーのギル・エヴァンスとの、ジャズ史上屈指のコラボレーションアルバム。
ロドリーゴのクラシック・ギター曲「アランフェス協奏曲」をはじめ、スペインの哀愁と音の美学に圧倒される。
*歴史のロマンを感じたいとき、旅したいときに。
■SOMEDAY MY PRINCE WILL COME
ディズニーアニメの人気曲「いつか王子様が」を含めメロディアスなサウンド。マイルスのピュアさと優美さが感じられるチャーミングな作品。
コルトレーンとの最後の共演作でもあります。
*良いことが起こりそうなとき、ハッピーなときにおススメ!
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こちらはすべてレンタルができます。
そんな方への、代官山 JAZZ トーク。
そしてこのブログを通して、みなさんに少しでもJAZZを知ってもらえたら大変嬉しく思います。
次回もJAZZについてのコンテンツをお届けします。
代官山 蔦屋書店 音楽フロア
ジャズ・コンシェルジュ
及川 亮子
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