『sweet joshi』『bon bon lolita』の須崎祐次が14年間を費やしたプロジェクトを
ついに一冊の写真集『Cosplay made in Japan』として発表。
いわゆるのコスプレイヤーの写真ではない、写真家自身の思春期の妄想世界を自らデザインし、
オートクチュールとして一点物の衣装を作り上げた上、
妄想コスプレを身に纏ったモデルやアイドル達が演じ、そして撮られた作品群。
巻末には、ファッション哲学者 鷲田清一氏による解説掲載。
この写真集の発売を記念して、写真家 須崎祐次と若き評論家 宇野常寛の対談を行います。
コスプレについて、時代を映し出す文化について、熱い対談を御期待下さい。
Costume play .......装いを楽しむ
人間はなぜ装うのか。
偽りたい自分、変えたい自分、表の自分、裏の自分。
装うことに慣れてきた私にとって、
いつしか本当の自分が解らなくなる。
いつわりを装い、嘘をつく。
人と同じものを着て、寄り添い、安心を買う。
しかし、その裏で、本当の自分を見つけようと、
もがき苦しむ自分がいる。
守りたい自分と、崩したい自分。
いつも自分には、表と裏、裸と衣装が、混在する。
自分は何を装おうとしているのか。
Costume play
自分は本当に装うことを楽しんでいるのだろうか。
いや、楽しんでいるのだと思う。
人間とは、もともと表裏を楽しむ生き物だから。
―須﨑祐次
▼著者プロフィール
<フォトグラファー 須崎祐次>
1963年 生まれ。
1988年 日本大学芸術学部写真学科を卒業後、New Yorkに渡る。
1992年 帰国し、写真作家として、また、ファッション、音楽、広告などの活動も開始する。
主に人物を被写体とし、静かな光と陰を摸索する写真を得意とする。
Webサイト http://yujisusaki.com/
開催概要
会期:2012年7月26日(木)
会場:蔦屋書店1号館 1階 ブックフロア
開館時間:19:00~(20:30終了予定)
主催:代官山蔦屋書店
協力:-
住所:〒150‐0033 東京都渋谷猿楽町17-5 代官山蔦屋書店 1号館1F
アクセス:東急東横線代官山駅から徒歩5分
お問い合わせ:03-3770-2525
『COSPLAY』出版記念
須崎祐次×宇野常寛 対談&サイン会
http://tsite.jp/daikanyama/event/000713.html