筋肉は何歳からでも作れる
肉も野菜もお米も食べて
元気で美しく生きましょう
▲(左から)
『アスリートシェフのチキンブレストレシピ 鶏むね肉でパワーアップ!』
『アスリートシェフの美筋レシピ』
『ハンディー版 知っておいしい 肉事典』
『すぐわかる すごくわかる! ゼロから理解する 食肉の基本 家畜の飼育・
病気と安全・流通ビジネス』
●鶏むね肉はオシャレでヘルシー
欧米では鶏むね肉の方が鶏もも肉より値段が高いようですが、
日本では鶏むね肉は手頃な値段です。
トライアスロン、サーフィン、マラソン、トレイルランニングを楽しむフレンチシェフの、実践的な鶏むね肉レシピ本をご紹介します。
◎『アスリートシェフのチキンブレストレシピ 鶏むね肉でパワーアップ!』
(レストランオギノ 荻野伸也(おぎの・しんや)著、柴田書店、1,300円(税別))
著者の荻野シェフは、自身が30歳からトレーニングを始め、ロングトライアスロンに参加し続けているそうです。
鶏むね肉は、「高タンパク・低脂肪」で「筋肉の材料として最適」。
管理栄養士の栄養学コラムも役立ちます。
鶏むね肉をしっとり仕上げることができれば、
鶏むね肉は自分の体を整えてくれる強い味方!
▲本著のトップレシピ、「サラダチキン」を使って、簡単ごま焼きを作ってみました。
「サラダチキン」を薄く切り、衣としてごまをまぶします。
アルミホイルにチキンをのせ、オーブントースター1000Wで5分焼きました。
ひときれ分でもできます。ケチャップをつけても合います。
「サラダチキン」の茹で汁は、極上のスープ!
「サラダチキン」を作っておけば、冷蔵庫で5日もち、こんな風に応用できます。
アスリートシェフ、荻野シェフの第2弾。
前作よりステップアップしたレシピ集です。
◎『アスリートシェフの美筋レシピ』
(レストランオギノ 荻野伸也(おぎの・しんや)著、柴田書店、1,500円(税別))
美しい筋肉、美味しい食事、健康的でアクティブな人生を、と提唱、実践するフレンチシェフのレシピは、見慣れた材料ばかりで嬉しい。
「からだでつくることができない」「必須アミノ酸」は「食べ物から取り入れなければなりません」。
肉・魚・乳製品・豆などの「筋肉のよい材料」を、野菜などのビタミンやミネラルと一緒に摂って、「しなやか美筋」を作りましょう。
▲豚肉とといんげんはベストコンビ!
豚ロースを焼き、カラーインゲンのバター炒めを添えました。
深層海塩 “塩の花”(温泉が原料)をふりかけました。
深層海塩 “塩の花”(温泉が原料)をふりかけました。
「成長期の子ども」も「働き盛りの若いうち」も「高齢者」も、たんぱく質が重要です。
筋肉は全身に関わるもので、「食べ物を消化吸収する内臓も筋肉」なのです。
おしゃれでおいしく美筋作りに役立つ手軽なメニューばかりです。
●『肉事典』持参でお買い物に行こう
スーパーで見慣れた姿のお肉の写真で解説してくれる、お肉ビギナーにも有難い一冊がこちら。
『肉事典』を持ってお買い物に行きましょう。
◎『ハンディ版 知っておいしい 肉事典』
(実業之日本社・編、実業之日本社・刊、1,000円(税別))
スーパーや精肉店でおなじみの牛、豚、鶏に加え、羊、鴨の各部位、挽肉、加工品(ハム、ベーコン、ソーセージなど)を紹介。
▲牛肉(黒毛和牛のサーロイン)とくるみの佃煮風を作ってみました。
牛肉とくるみの組み合わせは「エイジングケアにおすすめ」。食感も合う!
『肉事典』とペンを持参して、お店にある精肉を見てみましょう。
知識を携え、食材を買い、料理をすると、興味がもっと湧いてきます。
「食肉として利用されるのは、動物の筋肉である」の言葉に改めてうなずかされる一冊です。
食肉とは何なのか、ビジネスと流通の現場をきちんと知ると、溢れる情報に踊らされないで自分の食べるものが選べると再確認させてくれる良書です。
◎『すぐわかる すごくわかる!ゼロから理解する 食肉の基本 家畜の飼育・病気と安全・流通ビジネス』
(西村敏英・監修、誠文堂新光社・刊、1,600円(税別))
▲黒毛和牛のミスジを真空調理後に焼き、
インカのめざめ(栗じゃが)を蒸し、クレソンを添えました。
インカのめざめ(栗じゃが)を蒸し、クレソンを添えました。
味付けは塩胡椒のみです。ヒマラヤ産ピンク岩塩を使いました。
黒毛和牛肉の「和牛香」にはいつもうっとりします。
加熱すると「コクのある甘い香り」が生まれるのです。
「牛肉のおいしさには、脂肪が極めて重要な役割をはたしている」そうです。
加熱すると「コクのある甘い香り」が生まれるのです。
「牛肉のおいしさには、脂肪が極めて重要な役割をはたしている」そうです。
本著は食肉のビジネス書ですが、図鑑のような構成で、プロでなくても読みやすい文章です。
「現在の価格の高い・安いは、品質やおいしさのちがいではなく、需要の強弱による差といえる」という言葉が腑に落ちます。
また、「おいしさを決める要因は様々だが」「料理方法や食事のシーン(中略)も重要な要素」という言葉もあります。
お肉に貴賤はありません。
いのちを頂いているのです。
【ブログ紹介書籍】
1.『アスリートシェフのチキンブレストレシピ 鶏むね肉でパワーアップ!』
レストランオギノ 荻野伸也(おぎの・しんや)著
柴田書店
1,300円(税別)
・オンラインストアはこちら
2.『アスリートシェフの美筋レシピ』
レストランオギノ 荻野伸也(おぎの・しんや)著
柴田書店
1,500円(税別)
・オンラインストアはこちら
3.『ハンディ版 知っておいしい 肉事典』
実業之日本社・編
実業之日本社・刊
1,000円(税別)
・オンラインストアはこちら
4.『すぐわかる すごくわかる!ゼロから理解する
食肉の基本 家畜の飼育・病気と安全・流通ビジネス』
食肉の基本 家畜の飼育・病気と安全・流通ビジネス』
西村敏英・監修
誠文堂新光社・刊
1,600円(税別)
・オンラインストアはこちら
バランスの取れた食事と運動と睡眠は、自分の体のメンテナンスです。
そして、楽しめる日常でもあります。
食べることで筋肉を作るというのは、手足だけではなく、胃腸などの内臓にも関わることを肝に銘じておきたいものです。
料理コンシェルジュ
澤峰子
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