代官山 蔦屋書店の吉見です。
UNKNOWN BOOKS NO.000『 』は、
試験的な運用であったにも関わらず、
代官山 蔦屋書店のWEBページ、Twitter、口コミなどでたくさんの方にみつけていただきました。
その、NO.000『 』の書名公開をします。
■NO.000『 』の正体は。。
UNKNOWN BOOKS NO.000 は、
『さよなら未来 エディターズ・クロニクル 2010-2017』(岩波書店)
『WIRED』日本版編集長を務めた、若林恵さん 初の著書です。
■本に込められたメッセージ。未来に期待しすぎてない?
“Expectation is the root of all heartache. 期待はあらゆる苦悩のもと”
ウィリアム・シェイクスピアの言葉だ。
未来を語るさまざまな情報から、未来を期待してしまう。
期待するということが悪いとは思わないが、待っているだけでは未来は面白くはならない。
未来を歩む自分に期待するのではなく、
想定しなかった道も、考えて、考えて、選択できることが、
いつも 未来 = 人生 を驚くほどexcitingなものにしてくれるのではないだろうか。
店頭POP、UNKNOWN BOOKSを購入いただいたお客様へのメッセージです。
『さよなら未来』のタイトルに込められた若林さんのメッセージは
“未来”を語ってないで、“今”やることをやって。
いつもびっくりするような “未来” = “人生” にしたいよね。
ということかな、と解釈しました。
この本を読めば、2010-2017の期間にわたっているにも関わらず、
若林さんの意思は根底では、決して変わることがないんだろう、
そして、いつだって“今”を生きてきた。と感じました。
■ブックガイドとして
ブックガイドとしても凄く魅力的な1冊です。
20年以上前の本から、昨年末に出版されたものまで、良書がたくさん紹介されています。
(※6月1日ころから、代官山 蔦屋書店でも若林恵さんの選書フェアを開催予定です。)
個人的には、若林さんの選ぶ本は抜群におもしろくて、
その中でも若林さんが本書のなかで“滅法面白い”と太鼓判の1冊
『我々は人間なのか』(BNN新社)
まさにWIREDでの特集されるような1冊なので、さよなら未来が面白く読めた方にとっては、
必読書かと思います。
必読書かと思います。
■こんな方へ、ぜひ届けたい。
UNKNOWN BOOKSのルールでは、書評は書きません。
本の中のワードをバラバラにして構築して、こんな方なら楽しく読める。のでは。
というコメントを掲載しています。
humanities (人に関係する事柄)、business(仕事) に感興がある。
世界をもっとおもしろくしたい、もっとおもしろくなると考える全ての人へ
未来を切り拓く"白地図"
humanities (人文)とscience(科学)、technology(科学技術)の境界で、
誰かが考えた未来(人生)に従うことなく、
"ならどう生きるか"
自ら考える
書名は公開したので、書名が伏せられたときのわくわくはないかもしれませんが、
若林恵さんの初の著書にして、間違いなく良書です。
ぜひ、近くの書店で購入を!(立ち読みだけでも、いいのでぜひ。)
もし在庫がなかったら、代官山 蔦屋書店にはたくさん在庫があります!
※オンラインショップからも購入できるので、ぜひご活用ください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
第3回は、若林恵さんの“この本良いんだけど、教えたくないな”という1冊を、
DIG BOOKという形でご紹介したいと思います!(書名は秘密です。)
お問い合わせ先は、 Yukinobu.Yoshimi@ccc.co.jp まで
★現在、受付中のUNKNOWN BOOKSは、こちらの2冊です。
NO.001『 』
2018.5.27頃 発売 / ¥2,500+TAX
何かを始めたい、日常にダイナミックな変化をもたらしたい、と考え始めている人々に。世の中はもっと美しいものだと実感したい人々に。
もしあなたが、世界が嫉妬や傲慢さ、醜悪さ、絶望、憐憫に満ちていると感じたとしても、
あなたの選択が、これからのすべてを決定つけることを意識して
怯まず、勇気を出して最初の一歩を踏み出してみよう!
そうすれば、必ず誰かがあなたを助けてくれるのです。
人生の真実の美しさ、苦味やよろこび、パンチのきいたスパイスが、
世界の広さや豊かさを、教えてくれます。
購入はこちら>https://store.shopping.yahoo.co.jp/d-tsutayabooks/kids0472j.htm
NO.002『 』
2018.5.25頃 発売 / ¥1,400+TAX
急速に深化=神化するテクノロジー ゲームチェンジャーになりたいと考える全ての人へ
新世界を俯瞰する
中央集権化が瓦解
横断的なコミュニティが拡張する時代
逡巡しているひまはない
"新たな航路の舵をとれ"
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