代官山 蔦屋書店 オフィシャルブログ
コンシェルジュ自ら仕入れた商品、企画したイベントなどを紹介します。
万華鏡作家、山見浩司先生によるワークショップ「私だけの万華鏡作り」の第2回
文具
2014年2月4日17:21
【イベントレポート】
1月28日に行われた、万華鏡作家、山見浩司先生によるワークショップ
「私だけの万華鏡作り」の第2回に参加してきました。
今回作るのは、「narrow mini」。
ワークショップ第1回で作った「narrow」の4分の1程度のサイズで、
ポケットにすっぽり収まるちっちゃな万華鏡です。
しかし!小ぶりだからと言ってあなどるなかれ。
小ぶりということはつまり、使うパーツもより小さく、薄くなり・・・
とっても細かく、緻密な作業が必要となります。
・・・そんな山見先生のご説明を伺っている時点で動揺を隠せない私。
果たして、売場きっての不器用人間である私が、無事に完成させることが出来るのか?!
オロオロしている間に製作スタート。
まずはボディ内部に入れる表面鏡の組み立てを行います。・・・が、これがいきなり難しい!
こんなに小さくて薄い(僅か1ミリ!)3枚の鏡を、間を均等に1ミリだけ開けて並べ、そーっとビニールテープで固定します。
そしてこれをひっくり返して鏡の保護フィルムを剥がすのですが、この時に少しでも指紋がついてしまうと、完成品を覗いた時に汚れが見えてしまいます。この作業もそーっとそーっと・・・指紋がついてしまったら、すぐにティッシュで優しく拭き取ります。
全員、真剣そのものです。早速漂うクライマックス感・・・
そしてこの3枚の鏡をそーっと三角形に組み立てて、そーっとスポンジを巻き、そーっとボディの中に入れ・・・
なんとか・・・
なんとか無事に完成です。
会場内からはほっと安堵の息が聞こえます。つられてほっと息を吐く山見先生。
緊張の作業は、これにて終了です。
この組みたてが終わってしまえば、あとは楽しい時間が待っています。
会場にはこんな綺麗な、大小様々色とりどりのビーズとフィルムが用意されました。
この中から好きなものを選び、透明の筒に詰め込んでいきます。
ちなみにフィルムは、さらに細く短く切ってくしゃくしゃに丸めて詰め込むと、完成品を覗きこんだときに、フィルムに反射した光がアクセントになってとっても綺麗なんだとか。
万華鏡の要となるこのビーズ選び、とっても個性が出るんです。
私はとにかくカラフルにしたかったので、パキっとした色を中心に勘でチョイスし、ざっくばらんに詰め込んじゃいました。面白そうなのでフィルムも数枚投入。
参加された方の中には、パステル系の色だけを吟味する方、色調を統一する方、細かなビーズだけを沢山入れる方、そして砕いたスワロフスキー(とっても綺麗!)をご持参された方、等々・・・
皆様悩みに悩んで、思い思いのビーズ選びに浸ります。
楽しいビーズ選びが終わったら、先ほど苦労して作ったボディに筒を入れ、筒の蓋を接着して・・・
ついに完成です!恐る恐る覗いてみると・・・
すごい!
すごい!
ちゃんと綺麗に出来ています!
大感動。ひとしきりぐるぐる回して堪能した後は、ご参加頂いた皆様の作品も拝見。
同じ手順で作っているのに、筒の中身によって全く別の作品に仕上がります。
パステル調で揃えた方の作品は優しい模様を描き、
細かいビーズを厳選した方の作品は模様がより細かく繊細で・・・
まさに、「私だけの万華鏡」。私だけの小さな世界が手に入ったような気分。自然と愛着が湧いてきます。
いやー、良かった。最初はどうなることかと思いましたが、ぶきっちょな私でも素敵な作品が作れました。
最初こそ小ぶりサイズを恨みましたが、完成してみるとこの持ち運べるサイズがまたイイ。
疲れた時はそっとポケットから取り出し、覗いては癒される日々になること請け合いです。
最後に皆様で記念写真!
山見先生、ご参加頂いた皆様、ありがとうございました!
(イシカワ)
メールで送信
BlogThis!
Twitter で共有する
Facebook で共有する
Pinterest に共有
最新情報をメールでご案内
店内で開催されるイベント情報や各フロアのフェア情報を定期的にメールでご案内しています。
ご関心のある方は、ぜひご登録をお薦めします。
ご登録はこちら
次の投稿
前の投稿
ホーム
search
雑誌
人文
クルマ・バイク
アート
キッズ
建築・デザイン
スマートフォン
料理
旅行
音楽
映像
文具
Anjin(アンジン)
代官山 蔦屋書店 オンラインストア
DAIKANYAMA T-SITEウェブサイト
TSUTAYA ONLINE