iPhoneにケースをつけるなんて・・・ナンセンスだ。
と、思うことがある。
iPhoneこそ具現化した機能美であり、それはそれとして存在するだけで充分なのだ。と。
しかしながら(HOWEVER)、
それでも纏わせたいケースがある。
それこそがMORPHA WORKS(モルファワークス)の『薄金 for iPhone5/5s』である。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEguXQ9GWG1uZQpFiaZWGu5WFcgozmnxIJSeU-3tIgj2QER944PDQ5dLejJn278Rz-kEVLd1bCEylfM5qvv890CSji5row4RwEBJEyFwbPQrSbRSO9Zl2LSR2-A9chtiA0fD0sSMwQug6io/s1600/B+Paisley_silver.jpg)
繊細・・・かと思いきや、
凛々しくもある。
一目見た瞬間に、その存在感に惚れてしまった。
モルファワークスは、ものづくりの町である尼崎で生まれた金属雑貨ブランド。
日本の土壌で育まれた、旧き良き技術や美学を新しいライフスタイルや異国のものと融合させて、普遍的な価値のあるものを作り出している。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEhRuT4CYvk5_j5GNHHG9gYELIdQXYZXVoZZQUENbftzHB9DxCZq56msm9vA0X8bok5EphGveq7yafss0HahI4-ULoetPZEeNpfVsqRc8fxaM_opOgqgDtlIxeDeQclpb8_JuZvWsu6z458/s1600/kagami_detail_3.jpg)
このiPhoneケースは、
ジュラルミンのフレームと極薄い(わずか0.5mm) ステンレスの背面パネルで構築されてる。
無駄を一切排除したデザインでありつつ、背面パネルには緻密な彫刻が施されている。
肉薄の金属に彫刻を掘り込む。
ここには古来より日本人が仏具作成などの分野で培ってきた高度な伝統技術が活かされている。
背面パネルのデザインも豊富なバリエーションがあって楽しい。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg6_GDcYv4OWUWHRA0E9bmJiov7B_7OqIZHCFThudyDhDkdON1zrTM3wdpR1thtpl2zQhEV5maOQNn5d117vdCydV067pvdWl32fDbk0EeCVQswm4iE0KR-b11D-zoX4BvCm5j0a2Osmoc/s1600/tokyo_detail_2.jpg)
スカイツリーをイメージしたモダンなグラフィカルドット。
これは金属の無機質な魅力が最大限に活かされたモデル(だと思う)。
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEj6u0xnHaY6ufZNYlCAMlalJcwtSXyPSw-A9o_YGkQqlNmZ7TDnihezBk73rTdlHLpyXZH9YYXDqfMitpnjnO7NG2NopEvGbR8hAJHSeodFsQ5c3zPxYHY58rDNH89qotOO0UDu79EWEh4/s1600/F+ZAnPon_silver.jpg)
京都在住の気鋭アーティスト「ZAnPon」との前衛的なコラボデザインや・・・
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEjIpLeswlZ6rfrZEqbDWPrWgwdDm0cUPIj-57ZtFrIGppVdOPWtTRTyJHE1msghl6yJ0VZyV4LfB5d8drM9uWsxzynylQqVdrhoMP_1lWgWiM_oWbkiSfg6cyi442utO16Wlw-_tOK_oI0/s1600/I+kagami_black.jpg)
日本画家にしてグラフィックデザイナーの「成願義夫」とのコラボで、
伝統的なモチーフを配したものもある。
※全てのデザインがシルバーとブラックの2色展開。
「金属感」を実感できるシルバーも魅力だが、黒染めの重厚感も格好いい!
個人的に心を射抜かれたのは・・・
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEg9lSBrf7jbZkZ0rGbff42vqmUXJfUZFuS9ncrDvD_lZN4ze5B5yuWHd_O6mDcPj0BZ5loaqK0wqwL-7Qua_c8RVppvwBxfqoA8DuuUhtkeEDK7yMhdh6byaL5XKEi9hzh_F1mQazvZi1w/s1600/Paisley_index.jpg)
ペイズリー!!!
![](https://blogger.googleusercontent.com/img/b/R29vZ2xl/AVvXsEge7zkGZKYOIQYRRwkH8DA33do-upmjhT9PqonReLRaAzbCom75bxamARxsii8yHMJpRpzvTp9p4sESgBwSyU0_VFS_mCBjXJaoYjAwSetQfZ2Jrdz2eqt0A2wZKKVwH8qgo6AdM1vWERQ/s1600/Paisley_detail_3.jpg)
腐蝕装飾(エッチング)でミクロの精度で繊細に表現された、このペイズリー柄!
ところどころに施された「透かし」もたまらない。
格好良くて、美しい。
また、このケースの魅力としてはそのシンプルさも見逃せない。
余計なものは何も付いていないので、コンパクトで軽い。
ケースを装着していてもiPhone薄さや軽さを損なうことは無いのだ。
(フレームは縦横に本体+1.2mmのサイズ、重量は28g)
こんな素敵なケースなら、ぜひiPhoneに纏わせてやりたいというもの。
価格は柄によって異なるが、本体価格13’000円~15’000円。
↓オンラインストアでも販売中です↓
ところで。
・・・尼崎ってすごいなあ、と思う。
これの他にも、代官山 蔦屋書店の文具フロアではメイドインジャパンの職人技を活かしたアイテムをいくつか取り扱っているが「made in 尼崎」は意外と多い。
尼崎に限ったことでは無いが、日本には素晴らしい技術を守り育て続けてる職人がたくさん居る。
そんな、日本の誇るべき職人技の活きたアイテムが文具フロアにはまだまだあるので、また別の機会にご紹介できれば・・・。
今回はこれにて。
(つ)