代官山 蔦屋書店の吉見です。
UNKNOWN BOOKS(アンノウンブックス)という企画を始めたのですが、ご存知でしょうか。
(http://real.tsite.jp/daikanyama/unknown-books.html)
■UNKNOWN BOOKSをはじめたきっかけ...
書店で働いていると、出版社の営業の方。編集者の方から、
発売前の原稿(ゲラ)をいただくことがあります。
「いい本だから、ぜひ読んでください。」
これは、出版社にとっては、書店員が読んだレビューを聞くことで、どう読まれるのか、売れるのか、の1つの指標になり、
書店では、販売前に読むことで、仕入れの参考にできて、発売前から“この本は面白い!”となれば、大きく仕掛ける準備もできるので、とてもうれしい情報です。
「タダで本が読めるなんて!ずるい!」
そんなことを考えていた時期もありましたが、好きな本が読めるわけではありません。
書評もなく、読み方も、面白いポイントも全て自ら探しだす必要があるので、流し読みする読書と違い、自分の知らないワードがあれば調べたり。なかなかしんどかったりします。
でも、自分の知りえなかった思考・思索をインプットできるチャンスでもあり、実学のためではないことが、“思考を越境する”体験につながっていきます。
自らの思考が介在する余地を省いた読書ができれば、おもしろいかもしれない。
というのが、はじまりです。
■“UNKNOWN BOOKS” 3つのルール
本が選ばれるルールは、3つだけです。
1、出品されるのは、新刊だけです。
書評のある“既刊”ではなく、
“新刊”をお薦めすることで、誰にも染まっていない状態でお届けできること。
※新刊の基準は、発売日から4週間としています。
2、タイトル・著者・出版社は明かさず、あえて書評も書きません。
書名も、書評になるようなコメントも書かず一切の先入観をなくして、読んでいただけること。
3、代官山 蔦屋書店コンシェルジュが、発売前の原稿から厳選し、絶対の自信を持ってお薦めします。
購入すると決断いただいた方へ、期待を裏切らないよう、これから何年も読まれ続ける良書を選定し続けます。
以上、3つのルールで選定をしていきます。
★現在、受付中のUNKNOWN BOOKSは、こちらの2冊です。
NO.001『 』
2018.5.27頃 発売 / ¥2,500+TAX
NO.002『 』
2018.5.25頃 発売 / ¥1,400+TAX
■書名公開するの?
書名の公開は、4週間で行います。
ぜひ、書名が公開されたタイミングで、探して読んでみてください!
■“UNKNOWN BOOKS”の購入特典(おまけ)
“UNKNOWN BOOKS”で購入いただいた場合は、イベントへのご招待や、著者のとっておきの本をご紹介したり、特典を“秘密”でつけます。
(あくまでおまけなので、準備できないときもあるかもしれません。そのときはご容赦ください。)
■自分の知りえなかった1冊
“UNKNOWN BOOKS”からの読書体験で、“自分の知りえなかった自分”を本を通して発見して、日常が少しだけでも豊かになればいいな。と思います。
購入いただいたお客様にいつでも新鮮な驚きや発見を感じていただけるよう、
本を読んで、読んで、読んで。
読者にとって、“UNKNOWN BOOKS”で選ばれる本は、必ず良書であることが1つの指針となり、信頼していただけるようにもっと、本の魅力を伝えることができると信じています。
最後まで、読んでいただきありがとうございました。
詳細はこちら
http://real.tsite.jp/daikanyama/unknown-books.htmlお問い合わせ先は、 Yukinobu.Yoshimi@ccc.co.jp まで