写真家・渡辺洋一さん、編集者・尾日向梨沙さんの二人が、前号に引き続き雪を楽しむ人のストーリーを通じて、雪国の日常を届けてくれます。
エピソードの中の人々は、穏やかな表情で語らうのがとても印象的で、雪に対する高揚感と情熱が静に伝わってきます。
深く積もった雪の中、そこにあるのは静けさ。
リフトなどもちろんない山の奥地へ時間をかけて登っていくのは、これから待っている滑走のため。
単独で雪の中にいるという、都会では味わうことのできないとても贅沢な時間です。
そして家に戻り暖炉を囲み語らうひととき。
そんな時間と上質の雪を求めて、多くの人が雪国に興味を持ち訪れています。
そして「Stuben Magazine 02」では自然環境、自然エネルギーにも着目しており、自然の中で暮らす上で人々が感じている自然の尊さや厳しさも、雪国の一部として知っていて欲しいという思いが強く伝わってきます。
発行:ウパシ プロダクション Stuben Magazine
価格:2400円(税抜)
オールカラー 152ページ
スポーツ
太田