夏バテ予防にもなる健康ドリンク、甘酒ですが、
八海山の「あまさけ」はさらりとしていて飲みやすいものです。
国産米の米麹だけで作られ、ノンアルコールでお子様から大人まで召し上がれます。
▲麹だけでつくった「あまさけ」(825g、¥800/税抜)
※代官山 蔦屋書店3号館1階にてお取扱いしております。
八海山のレシピ本もあります。
・『千年こうじやのおいしい発酵レシピ』(LD&K BOOKS・刊)
魚沼の酒蔵・八海山が立ち上げた「千年こうじや」から教わったという発酵についてのレシピ本。塩麹、酒粕、甘酒、麹、味噌などについて紹介。
●「あまさけ」は凍ればアイスバー
「あまさけ」は凍ればそのままアイスキャンディーになります。
「あまさけ」だけなら、凍らせてもカチカチにはなりません。
あるいは、他の水分と組み合わせて、自分の好きなアイスが作れます。
下のアイスバーは、「あまさけ」の甘みとトマトの酸味、ライスパフの香ばしさがいい組み合わせになりました。
▲糖度の高いトマトジュース、「あまさけ」、炭酸水、豆乳をいったん凍らせた上に、「あまさけ」を凍らせ、さらにライスパフをココナッツオイルでからめてのせたもの。
ココナッツオイルは25℃未満で固まります。
※当店ではココナッツオイルもお取扱いしております。
甘酒の書籍もどれも参考になりますが、
アイスバーのレシピには以下の3点を参考にしました。
アイスバーの型の説明が写真入りで充実。
すべてのレシピが短いのが嬉しい。
メキシコ発祥のアイスバー、PALETAS(パレタス)。
フルーツたっぷりでカラフルなのも目に美味しい。
基本のレシピは甘酒と豆乳、それ以外の材料もすべて植物性。
つまり、ベジタリアン・アイス満載本。
●「ゆず蜜」寒天を作ってみよう
次は、「ゆず蜜」を使って、すっきり味のゆず蜜寒天を作ってみましょう。
▲(「ゆず蜜」300ml、¥800/税抜)
※代官山 蔦屋書店3号館1階にてお取扱いしております。
【材料】(14cm×7cmの流し缶1個分)
・ゆず蜜 50~54cc
・粉寒天 2g
・水 270cc
・レモン果汁 小さじ1
【作り方】
①
小鍋に水と粉寒天を入れて中火にかけ、沸騰したら弱火にして2分間木べらで絶えずゆっくり混ぜる。
② 鍋を火から下ろし、ゆず蜜とレモン果汁を加えて静かによく混ぜ合わせる。
③ 流し缶に注ぎ入れ、室温(23~25℃)で冷ますと固まります。
※冷めたら、冷蔵庫で2日ほどもちます。
※少しゆるめの仕上がりですが、冷蔵後、丁寧に扱えば包丁で切れます。
●ゆず蜜寒天と「あまさけ」のドリンク
ゆず蜜寒天をグラスに少し入れて、「あまさけ」と炭酸水を1:1の割合で注ぐと、さっぱりした軽いデザートドリンクになります。
▲ゆず蜜の酸味とあまさけの甘み、そしてゆるめに固まった寒天が、少し加えた炭酸で引き締まり、お口がさっぱりして、お腹もすっきりします。
●ゆず蜜寒天と「あまさけ」白玉、そして極上のあん3種で、贅沢あんみつ
※あん3種については、当ブログ後半にてご紹介します。
「あまさけ」で白玉を作り、「ゆず蜜」で寒天を作り、抹茶わらびもちと赤えんどう豆とはっさくを加え、あんこ3種をお皿に盛り合わせると、なんとも贅沢なあんみつが出来上がります。
▲「しらたまおやつ」(白玉粉200g、蜜になる砂糖40g、¥700/税抜)
「しらたまおやつ」は白玉粉と「蜜になる砂糖」の調理キットです。
「蜜になる砂糖」とは、水分に触れただけで蜜になる、特別製法のお砂糖です。
※現在、代官山 蔦屋書店3号館1階のフェアにてお取扱い中。
(2016年8月25日まで)
白玉を「あまさけ」で作り、寒天を国産の水で作れば、
身も心も美味しい地産地消。
以下の書籍も参考になります。
これは唯一無二の本です。
白玉粉の使い方が無限大に広がります。
寒天、白玉、わらびもち、水まんじゅう、おしるこ、アイスクリーム、パフェ、かき氷、ドリンクの、冷たい和のおやつのレシピはどれも美味しい。
●「あまさけ」寒天、すだちマジック
「あまさけ」を豆乳、あるいは牛乳で割り、すだちを加えて寒天で固めます。
甘いばかりの「あまさけ」が、かぼすのひとたらしですっきりした味わいに!
めんつゆをかけたら小鉢料理、黒蜜をかけたらデザートになります。
▲枝豆のトッピングは豆乳と「あまさけ」、かぼすだけの方は牛乳と「あまさけ」の寒天。
●最中アイスは和の絶品
瓶詰めのあんこは使い勝手がいいですね。
スプーン1杯でも、食べたい分ずつ使えます。
▲「黒あん」は砂糖、小豆、黒胡麻、「赤あん」は砂糖、小豆、「緑あん」砂糖、小豆、抹茶で作られています。
(「黒あん」「赤あん」「緑あん」ともに、¥600/税抜)
※現在、代官山 蔦屋書店3号館1階のフェアにてお取扱い中。
(2016年8月25日まで)
「黒あん」は、ひとなめすると、ぐっと深い胡麻の風味の後にさらりと小豆の味わいが溶けていきます。
「赤あん」は、素直な小豆の味のあんこです。
「緑あん」は、驚くほど香り高い抹茶をかぎながら、すーっと小豆あんが舌の奥で溶けていきます。
もち米だけで作られた最中の皮に、あんこのアイスをサンドしたら、最中アイスの出来上がり!
この薄い最中の皮と共に頬張るあんこアイスは絶品です。
胡麻入りの「黒あん」も、抹茶入りの「緑あん」も、甲乙つけ難いほど。
▲(左)抹茶あん最中アイス、(右)胡麻あん最中アイス。
この薄い皮が食べたくてアイスを作る、というくらい、皮とあんこアイスの相性は抜群です。
▲「自然栽培もち米使用 最中の皮」(10組<20枚> ¥496/税抜)
※現在、代官山 蔦屋書店3号館1階のフェアにてお取扱い中。
(2016年8月25日まで)
こうして見ると、和菓子はもともとグルテンフリー、そしてほとんどベジタリアン。
自分で作って改めて気づくのは、洗剤いらずの洗い物。
手にも優しい和のおやつ。
作って食べて日本の文化を楽しみましょう。
料理コンシェルジュ
澤 峰子