秋の選曲を終え、これから迎える冬に向け、嬉しいお話が舞い込んできました。
今年から継続中の選曲プロジェクトへの評価もあってなのか、クリスマス用のコンピレーションアルバムを制作することになったのです。
さらに、前回同様そのCDをウォーカーヒル内のホテルにも置いて頂けるという、とても光栄なオファー。
ソウル特別市広津区広壮洞山に位置する地域、ウォーカーヒルに舞い降りるクリスマスの風景を想像しながら、1曲1曲、大切にセレクトしました。
■WINTER HILL’S TREE~丘の上のクリスマス~
CDの紹介には、以下の文章が添えられています。
”エレガントで洗練された大人の街、代官山の空気を象徴するような心地よい空間、それが代官山 蔦屋書店。そこに集う音楽ファンの為に作られた特別なクリスマス・アルバム。スウィートな歌声に彩られた心温まるウィンター・ソングをはじめ、珠玉のジャズ・スタンダード、クラシック曲までコンシェルジュが選んだとっておきの11曲。”
このタイトルにした理由...山や川が広がる広大な土地にそびえたつホテルと、丘の上に位置する代官山に、共通点を感じたからです。
国は違えど、この嬉しい共通点に、「WINTER HILL’S TREE(ウィンター・ヒルズ・ツリー)」というタイトルを付けさせていただきました。
皆さんもご存知の定番クリスマスソングをメインに、その中で2曲、「River(川)」と「The Folks Who Live On The Hill(丘に住む人々)」を”for WALKERHILL”とし、私が思う”ウォーカーヒルに合う曲”をセレクトしました。
全体的にリラックスできる曲ばかりで、大人のための、あったかくて優しいクリスマスを演出してくれるに違いない1枚になったのではないかと思います。
ジャケットはイラストレーターとしてご活躍されている、上杉忠弘さんにお願いしました。
Revisitedのジャケットも手掛けてくださったのですが、今回も素敵なジャケットに仕上がり、感激です!こちらはオンラインストアでもお取り扱い中です。
(オンラインストアはこちら)
<前回プロジェクトのブログ記事>
http://daikanyama-tsutaya.blogspot.jp/2017/05/vol4vista-walkerhill-seoul.html#more
今回から、VISTAに加えGRAND WALKERHILL SEOULの選曲も担当することになりました。
旧 シェラトングランデウォーカーヒルで、高級ホテルとして広く知られています。
この格式高いホテルのロビーで流れる音楽を私が選ぶ、というなんとも光栄なお話を頂いたときは、胸が高鳴りました。
選曲には”世界中から集まるお客様をもてなすホテル”に合う曲ということを意識しました。
高級感があり洗練された空間は、お子様連れのファミリーも多くいらっしゃいます。
大人から子供まで様々な年齢層のお客様が集まるため、幅広い層に受け入れられる曲をセレクトすることは、ある程度ターゲットが絞られているよりもはるかに難しいです。
個性の出しすぎもよくないし、かといって保守的な曲ばかりでは私が選ぶ意味がないのです。
この加減は本当に難しかったです。
バリバリのビバップはかっこいいけれど、ジャズの演奏としてかっこいいものと、BGMとしてくつろぐという物は別物。
BGMはお客様が苛立たないことが大事なのです。
チェックインするときにどこからか聴こえてきて、
気づいたらその空間を好きになっている、エッセンスのようなものなのです。
ここへ宿泊してよかったな、と思っていただけるような空間づくりを目指しました。
洗練されていることはもちろん、スタイリシュでまろやかな曲、すっと入ってくる、呼吸感があるジャズ、でも古臭くてもいけない。
そんなイメージを浮かべながら厳選しましたが、サックスやフルートなどの管楽器が生きた、音色が美しい、若いアーティストの作品がしっくりきました。
そして常に新しい音楽を追いかけつつ、うまく今の流行を取り入れているアーティストにも注目。
代官山 蔦屋書店コンシェルジュ目線で、隠れ名盤を選びました。
そのうちの一部をご紹介いたします。
※代官山 蔦屋書店にてレンタル・ご購入いただけます。
シンプルだけど細かい気配りがされ、簡単な演奏に聴こえて実は難しいことをしているような曲を多く選んだ気がします。
ぜひ聴いてみてくださいね。
代官山 蔦屋書店 音楽フロア
ジャズ・コンシェルジュ
及川 亮子
”エレガントで洗練された大人の街、代官山の空気を象徴するような心地よい空間、それが代官山 蔦屋書店。そこに集う音楽ファンの為に作られた特別なクリスマス・アルバム。スウィートな歌声に彩られた心温まるウィンター・ソングをはじめ、珠玉のジャズ・スタンダード、クラシック曲までコンシェルジュが選んだとっておきの11曲。”
このタイトルにした理由...山や川が広がる広大な土地にそびえたつホテルと、丘の上に位置する代官山に、共通点を感じたからです。
国は違えど、この嬉しい共通点に、「WINTER HILL’S TREE(ウィンター・ヒルズ・ツリー)」というタイトルを付けさせていただきました。
皆さんもご存知の定番クリスマスソングをメインに、その中で2曲、「River(川)」と「The Folks Who Live On The Hill(丘に住む人々)」を”for WALKERHILL”とし、私が思う”ウォーカーヒルに合う曲”をセレクトしました。
全体的にリラックスできる曲ばかりで、大人のための、あったかくて優しいクリスマスを演出してくれるに違いない1枚になったのではないかと思います。
ジャケットはイラストレーターとしてご活躍されている、上杉忠弘さんにお願いしました。
Revisitedのジャケットも手掛けてくださったのですが、今回も素敵なジャケットに仕上がり、感激です!こちらはオンラインストアでもお取り扱い中です。
(オンラインストアはこちら)
◆ウィンター・ヒルズ・ツリー 〜丘の上のクリスマス
/2,000円(税別)
<前回プロジェクトのブログ記事>
http://daikanyama-tsutaya.blogspot.jp/2017/05/vol4vista-walkerhill-seoul.html#more
■秋用BGMの選曲
春夏とは違って秋なので、哀愁とあたたかさを。今回から、VISTAに加えGRAND WALKERHILL SEOULの選曲も担当することになりました。
旧 シェラトングランデウォーカーヒルで、高級ホテルとして広く知られています。
この格式高いホテルのロビーで流れる音楽を私が選ぶ、というなんとも光栄なお話を頂いたときは、胸が高鳴りました。
選曲には”世界中から集まるお客様をもてなすホテル”に合う曲ということを意識しました。
高級感があり洗練された空間は、お子様連れのファミリーも多くいらっしゃいます。
大人から子供まで様々な年齢層のお客様が集まるため、幅広い層に受け入れられる曲をセレクトすることは、ある程度ターゲットが絞られているよりもはるかに難しいです。
個性の出しすぎもよくないし、かといって保守的な曲ばかりでは私が選ぶ意味がないのです。
この加減は本当に難しかったです。
バリバリのビバップはかっこいいけれど、ジャズの演奏としてかっこいいものと、BGMとしてくつろぐという物は別物。
BGMはお客様が苛立たないことが大事なのです。
チェックインするときにどこからか聴こえてきて、
気づいたらその空間を好きになっている、エッセンスのようなものなのです。
ここへ宿泊してよかったな、と思っていただけるような空間づくりを目指しました。
洗練されていることはもちろん、スタイリシュでまろやかな曲、すっと入ってくる、呼吸感があるジャズ、でも古臭くてもいけない。
そんなイメージを浮かべながら厳選しましたが、サックスやフルートなどの管楽器が生きた、音色が美しい、若いアーティストの作品がしっくりきました。
そして常に新しい音楽を追いかけつつ、うまく今の流行を取り入れているアーティストにも注目。
代官山 蔦屋書店コンシェルジュ目線で、隠れ名盤を選びました。
そのうちの一部をご紹介いたします。
※代官山 蔦屋書店にてレンタル・ご購入いただけます。
左:ニアネス・オブ・ユー/マイケル・ブレッカー
中央:クリス・ボッティ・イン・ボストン/クリス・ボッティ
右:エブリシング・ハプンズ・トゥー・ミー/ラッセ・トゥーンクヴィスト&ヤン・ラングレン
左:ニアネス/ジョシュア・レッドマン&ブラッド・メルドー
右:ベサメ・ムーチョ/ドミニク・ファリナッチ
シンプルだけど細かい気配りがされ、簡単な演奏に聴こえて実は難しいことをしているような曲を多く選んだ気がします。
ぜひ聴いてみてくださいね。
代官山 蔦屋書店 音楽フロア
ジャズ・コンシェルジュ
及川 亮子
0 件のコメント:
コメントを投稿