2016年4月13日

美味しくて健康なココナッツオイルとココナッツシュガー

代官山 蔦屋書店の料理コーナーでは、
エキストラバージンココナッツオイルとココナッツシュガーをお取扱いしております。
豊かな書籍と共にご案内いたします。


▲エキストラバージンココナッツオイル(容器入り)3,000、ココナッツシュガー¥850、エキストラバージンココナッツオイル(10包入り)1,600(以上すべて税抜き価格)

●オイルとシュガーと粉だけでちんすこう


▲(左から)薄力粉100g、ココナッツシュガー40g、エキストラバージンココナッツオイル40g。

ココウェルのエキストラバージンココナッツオイル(スティックタイプ)は
1袋10gなので、4袋で40gになります。
これを使ってちんすこうを作ると最も時短で作業ができます。

■下準備;粉をふるっておく/オイルを湯煎にかける(25℃を超えるとすでに液状)/オーブンを170℃で予熱

■作り方 
① 薄力粉とココナッツシュガーを中ボウルに入れてよく混ぜ合わせ、そこにエキストラバージンココナッツオイル(液状)を少しずつ加えながらよく混ぜ合わせる。
②  ①の生地を16等分し、 球形に丸める。
③ 150℃のオーブンで30分焼く。



正方皿のちんすこうはざくっとした食感が噛むたびに至福のひとときをもたらしてくれます。
脚付皿のちんすこうは、ねとっとした表面とざくっとした中身の2種の食感が味わえます。

楕円筒形のちんすこうは、冷蔵しておいたオイルを固形のまま粉類に加え、オイルを切るようにしてフォークなどで混ぜ合わせ、鮨型に押し込んで成型して焼きました。


●スティック1本でポップコーン



▲(左から)ポップコーン用乾燥コーン大さじ2強(約30g)、ココウェルのエキストラバージンココナッツオイル(スティックタイプ)1本(10g)

■下準備:ココナッツオイルを固形のままフライパンなどに入れて弱火でさっと溶かす(25℃を超えるとすでに液状)

■作り方 
① 液状のココナッツオイルの上に乾燥コーンを重ならないように並べてすぐにふたをする。
②  ふたを押さえながら、初めは中火で、一つ弾けたら、すぐに弱火にし、音がしなくなるまでふたを押さえていること。(ストウブなどのふたの重い鍋なら手で押さえなくてよい。)
③ 音がしなくなったら火を止め、1分ほどはふたを開けずに待つ。(安全のため。) 



大さじ2杯が30倍に!
ココナッツオイルのスティックタイプとコーンはアウトドアやキャンプにも最適!
おうちで映画を見るときも、すぐに作れます。


ココナッツのほんのり甘い香りだけでも香ばしさとあいまって食べられます。
食べる直前にさっと蜂蜜をかけてもおいしいですよ。

ココナッツオイルのポップコーンの詳しいレシピは下記の書籍がおすすめです。

『ココナッツオイルのヘルシーおやつ』
荻野みどり・著、講談社・刊

『ココナッツオイルのお菓子』
荻田尚子・著、河出書房新社・刊


●ココナッツオイルでダッチベイビー


▲ココウェルのエキストラバージンココナッツオイル(スティックタイプ)1本(10g)で、ダッチベイビー直径8cmのものが4枚できます。

レシピは『ダッチベイビーを作ろう』 (西山朗子・著、文化出版局・刊)のバターをココナッツオイルに換えてみました。

アスパラの上にかけたのは、ココナッツオイル10gとピーナッツバター10gを混ぜ合わせたものです。


●コーヒーとパンにもココナッツオイル


ほんのりココナッツフレーバー香るコーヒーと、
トランス脂肪酸の心配のない、植物性なのにコクのあるココナッツオイルをのせたパン。
コーヒーとココナッツの香りはまるでアロマテラピー!


●白玉にも合うココナッツシュガー


ココナッツシュガーと水を少し煮詰めて、シロップが作れます。
味はまさに黒みつです。

前述のコーヒーに入れてもいいし、
白玉だんごにきな粉をふりかけ、シロップをかけたらおかわりしたくなります。

下記の本のてんさい糖シロップを参考にしました。

『心も体もゆるむ焼き菓子 マクロビ、ビーガン、ローフードのいいとこどり』
秋葉美和・著、文化出版局・刊


●ココナッツオイルの取扱いについて

ココナッツオイルをお使いになる前に、以下の3点にご注意下さい。

電子レンジにかけない
(油だけで電子レンジにかけるのは危険!)

→溶かす時は、必ず湯煎で。
但し、25℃以上で液状化するのでこぼれないようご注意下さい。

※ フライパンやお鍋にココナッツオイルを固形のまま入れ、
野菜などを加えて調理するのは大丈夫です。

キッチンの流しに流さない
(25℃未満で固まるため、排水口のパイプで冷たいものと出会うと固形化する)

→使った鍋や器、スプーン等は、紙等でオイルを拭き取ってから洗うこと。

水分を混ぜない
(水から雑菌が繁殖して酸化する)

→保存分のココナッツオイルに使いかけのスプーンを入れたり、水分を入れたりしないで下さい。
ココナッツオイルだけなら、常温で1~2年保存できます。

※ 調理分のココナッツオイルは水分に加えられます。
コーヒーやスープにココナッツオイルを加えて召し上がれます。

▲固形時のココナッツオイル(25℃未満の状態)

ココナッツオイルは25℃を越えると液体化します。
ココナッツオイルは、液体⇔固体を繰り返しても、ほとんど劣化しません。

▲液状時のココナッツオイル(25度以上の状態)

以上の性質さえおさえておけば、ココナッツオイルは使いやすい油です。
もともとココナッツは気温が高い地域の植物で、
アジア各地やハワイなどではココナッツは日常使いの食材です。

『無理なく作れて、体にやさしい コウケンテツ流ココナッツオイルレシピ』
(コウケンテツ・著、オレンジページ・刊)では、アジア各国の家庭料理をずっと取材しているコウさんならではの視点で、日本で作りやすいココナッツオイルのレシピが紹介されています。


プレミアムココナッツオイル

なお、無味無臭タイプのプレミアムココナッツオイルは、ご注文によりお取り寄せを承っております。

▲精製して香りを取り除いたココナッツオイル。(プレミアムココナッツオイル¥950(税抜き))

『秘密のストックレシピ』(白崎裕子・著、WAVE出版・刊)では、白崎さんは、香りのない精製タイプと香りのあるエキストラバージンを使い分けていると記しています。

ココナッツオイルに関する書籍は他にもございます。
是非ご参考になさって、美味しいココナッツオイルライフをお楽しみ下さい。


代官山 蔦屋書店 料理コンシェルジュ 澤 峰子