しかし、多くの人々はその日に伝説が生まれたことを後で知ることになります。
そう、「スター・ウォーズ」が日本での封切りを向かえたのでした。
そもそも、この時点で本国アメリカで公開されてから、すでに1年以上が経過していました。現在のように日米同時公開などという公開形体ではなく、基本は半年遅れの公開というのが映画業界の通例であったとはいえ、「スター・ウォーズ」はその倍の1年も待たされていました。
今ほど情報の伝達が早いわけではありませんでしたが、それでも頻繁にマスコミに取り上げられ、全米の映画界で例を見ない大ヒットという報道に、日本のファンは自分たちはいったい何時見られるのだ?と苛立っていました。また、一部の映画業界人たちはツアーを組んでハワイやグァムまで見に行くという騒ぎにもなったほどです。
では、なんでそんなに日本の公開が遅くなったのか?
それを決めたのは誰なのか?
どういった宣伝戦略だったのか?
そのことを代官山 蔦屋書店のトークイベントで明らかにしてくれる人が現れたのです!
長年20世紀フォックス映画社に勤務された(現在はフリー)、古澤利夫さん。
古澤さんとは何者?という方のために、少しだけお話させて下さい。
簡単にご紹介すれば、この78年封切りのエピソード4(最初の劇場公開版には表記はない)から始まった「スター・ウォーズ」シリーズ全6作と、特別編3作を含む、すべての作品の配給・宣伝に係わった世界でたった一人の映画人。そして「スター・ウォーズ」の生みの親であるジョージ・ルーカス氏にも絶大な信頼を寄せられ、今年末に公開されるエピソード7「フォースの覚醒」の宣伝にも大いに係わっていらっしゃるというスーパー宣伝マンなのです。
代官山蔦屋書店では9月3日(木)の19時から古澤さんのトークイベントを開催することになりました。
イベントのタイトルは『ハリウッドが認めた映画人が語るジョージ・ルーカスの世界』です。まぁイコール「スター・ウォーズ」を語るとお考えいただいて構いません。そしてトークのお相手は古澤さんに負けず劣らず世界の映画人と交流のある、洋画字幕監修・通訳として有名な戸田奈津子さん!
お二人の口からルーカスさんの素顔を含め、はたしてどんなエピソードが飛び出すのでしょうか?こんな魅力的なトークイベントはそうめったにないと自負しております。
イベントの詳細は以下でご覧になれます!ご確認ください!
代官山蔦屋書店 映像フロア シネマコンシェルジェ 吉川明利
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