2014年11月5日

ファッション関連のお勧めドキュメンタリー映画「マドモワゼルC ファッションに愛されたミューズ」など






代官山 蔦屋書店は他の店舗に比べ、ドキュメンタリー作品をレンタルされるお客様が多いお店です。その中でも、ファッションのドキュメンタリー映画が大変好評を頂いておりますが、とりわけ「ファッションが教えてくれること」は、当店がオープンしてから、ずっと品薄が続くほどにレンタルされております。



 その「ファッションが教えてくれること」は、「プラダを着た悪魔」のモデルとも言われているアメリカ版ヴォーグの編集長、アナ・ウィンター氏を追ったドキュメンタリー映画です。2007年秋の特大号となる9月号のアメリカ版ヴォーグを出版するまでの5ヶ月間を描いた作品ですが、ウィンター氏の妥協を許さない姿勢や、仲間との対立、現場でのドタバタなどが、スリリングな作品となっております。






そして、そのアナ・ウィンター氏と双璧をなすと言われているフランス版ヴォーグの編集長、カリーヌ・ロワトフェルド氏を描いたのが、11月5日に発売される「マドモアゼルC ファッションに愛されたミューズ」です。



18歳でモデルとしてキャリアをスタートさせたロワトフェルド氏が、2001年からフランス版ヴォーグの編集長に就任し、数々の伝説を築き上げてきましたが、2011年に突如として10年間君臨した編集長を辞任。自らの名前をつけたレーベルの発表、自伝的な本の出版、かつてない斬新な雑誌の創刊など、現在59歳にして次から次へと新たな挑戦へと乗り出す彼女の姿を描き、新雑誌「CR Fashion Book」の製作過程から発売までを追います。



華やかなファッション業界を垣間見ることができることはもちろん、ファッション・ショーのモデルが突然キャンセルされるなどの妨害にも遭いながらも、創刊の準備の間に、カンヌでエイズのチャリティーのためのファッション・ショーをこなし、フランスからニューヨーク、はたまた東京にも足を伸ばしたりするなど、非常に精力的に仕事をこなしていく姿が、とっても眩しい作品となっております。



アナ・ウィンター氏もチラッと出てくるので、お見逃しなく!



また、当店や当店のECサイトで、「マドモアゼルC」をお買い上げのお客様には、特典として資生堂のパーフェクトルージュ(特製サイズ2.5グラム)をプレゼントいたします!この特典は、数に限りがございますので、お早めのご購入をお勧めいたします。





更に、ファッション関連のドキュメンタリー映画を挙げるといたしますと、2ヶ月前に発売された「ファッションを創る男 カール・ラガーフェルド」も、とっても評判が良い作品です。

30年にも亘ってシャネルのデザイナーを務める帝王ラガーフェルド氏のその謎に包まれた素顔を暴きだします。2年間200時間にもわたる撮影で、物に溢れた自宅や、ドイツ時代の幼少期のこと、セクシャリティや人生観など、常に時代と共に歩んできたその秘密に迫ります。彼の名言とも言える言葉の数々が、深く考えさせられる作品となっております。






そして、最後にもう一人のアメリカ版ヴォーグの編集長だった女性のドキュメンタリー映画をお勧めいたします。それは、「ダイアナ・ヴリーランド 伝説のファッショニスタ」です。1962年から1971年の間、アメリカ版「ヴォーグ」の編集長を務めた彼女のその創造性溢れるアイディアと、当時の女性の働き方さえ変えたと言われる彼女のすさまじい仕事ぶりを描き出します。

ヴリーランド自身のインタビューから、彼女の家族や、ジバンシィ、アナ・スイ、カルヴァン・クラインといったデザイナーから、女優のアンジェリカ・ヒューストン氏など、錚々たる面々が彼女について語っていて、彼女の様々な表情を垣間見せてくれます。

そして、あのハリウッドの大女優、ローレン・バコール氏は、ヴリーランド氏がモデルとして初めて見出しことによって、女優への道に進んだというエピソードに個人的に驚愕。また、「パリの恋人」の編集長のモデルもヴリーランド氏だったとのことで、笑いを誘ってくれます。きっとファッションがお好きな方だけじゃなく、映画も好きな方は楽しめること請け合いのドキュメンタリー映画です。





今回ご紹介いたしましたファッション関連の4つのドキュメンタリー映画は、

すべて当店のオンラインストアにてご購入いただけます。

https://daikanyama-ec.tsite.jp/tsutaya/3510/


映像コンシェルジュ 上村 敬

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