代官山 蔦屋書店 オフィシャルブログ
コンシェルジュ自ら仕入れた商品、企画したイベントなどを紹介します。

原田知世氏 トークショー&アコースティックミニライヴ レポート

2014年7月29日18:00


6月5日(木)19:30~小雨の降る中、代官山 蔦屋書店音楽フロアにて、
原田知世氏の5年振りの新作アルバム「noon moon」の発売を記念した
トークショ―&アコースティックミニライヴを開催いたしました。

原田知世氏の登場を待つファンの皆様の緊張感が張り詰めた中、
待ちに待ったご本人登場に拍手が湧き上がりました。

趣味の文具箱 vol.30 発売記念トークイベント 文具ソムリエールが語る文房具の楽しみ方

2014年7月27日17:25
本日は7月11日に行われました、
「趣味の文具箱 vol.30 発売記念トークイベント ~文具ソムリエールが語る文房具の楽しみ方~」
こちらのイベントレポートをお伝えいたします。

台風8号が関東直撃の予報で開催が危ぶまれましたが前日の夜に勢力も弱まり、当日は晴れ間も見える天気となり無事に開く事が出来て本当に良かったです。

Stephen Gill スティーブン・ギル新刊 『Best Before End』 『Talking to Ants』 2タイトル同時発売!

2014年7月25日11:48



『Best Before End』 & 『Talking to Ants

by Stephen Gill 

 
ついに新刊が発売となったスティーブン・ギル氏。
今回は2タイトルが同時に刊行されます!(左:Best Before End、右:Talking to Ants

イギリス、ブリストル生まれである彼は、ロンドン自治区「ハックニー」という街に触発され、
日常をユニークな視点で切りとった数々の作品を制作し、現在はロンドンを拠点に移して活動を続けています。
好奇心から生み出されるコンセプトと、東ロンドンという多様に変化し続ける地域での生活の側面を鋭く読み解く試みによって生まれた作品は、
ドキュメンタリー写真の魅力を含みつつ写真の新しい表現を切りひらいてきました。

ヴィンテージ:写真家・鈴木清氏の「Soul and Soul - 流れの歌」


2014 World Cupサッカーであらためて世界にその名を高らしめたオランダは、「写真」の国でもあります。このオランダで、2008年に鈴木清氏の写真展が開催されました(「Soul and Soul 1969-1999」展 ノーデルリヒト・フォトギャラリー、フローニンゲン)。 



今までににない旅本!meme(ミーム著)が旅したリガの記録「3着の日記」フェアを開催中!

2014年7月23日14:59
ひがしちか氏、塩川いづみ氏、前田ひさえ氏、この今をときめくイラストレーター・クリエイター3人で結成された“meme”(ミーム)より、初の旅本が刊行されました!

行き先はラトビアの首都、「リガ」!




夏を愉しむ、はき心地の良い下駄

2014年7月18日18:02
本日は現在店頭にて開催中のフェアをご紹介させていただきます。
下駄と聞くと何とも古めかしいイメージをお持ちかも知れませんがそんなイメージを刷新するコンテンポラリーな下駄を紹介させていただきます。


創業1937年、静岡県にて下駄生地に始まり履物に関する製品を作り続けてきた水鳥工業。
平成に入り、培ってきた職人技を凝縮させ「はき心地の良い下駄」の製作を始め、出来あがったものが今回紹介させていただくmizutoriのげたです。

コマチャンピオン シオン

本日は第二回全日本製造業コマ大戦で優勝した、有限会社シオンのコマを紹介させて頂きます。
そもそも全日本製造業コマ大戦とは何なのか。
それは日本全国の中小製造業が、自社の誇りを賭けて作成したコマを持ち寄り、
一対一で戦う大会です。
日頃は目に付きにくい製品を取り扱うプロの技が、土俵の上で激しくぶつかり合います。
そしてその頂点に立ったのが、岐阜県は美濃市の精密切削加工業を行う有限会社シオンです。


今回は残念ながら優勝したコマは無いのですが、
有限会社シオンが誇る、金属加工の匠の手により産まれたコマたちをご紹介させて頂きます。

まずはこちら





ヴィンテージ:時を超える写真集『鎌鼬』の魅力。舞踏のルーツ東北。舞踏家・土方巽の側から


今回は日本のヴィンテージ写真集の中でも、時を経てひときわ輝きを放つ写真集『鎌鼬』をご紹介致します

海外でも人気が高い写真集『鎌鼬』 イメージは、Aprture限定版(英語版)


写真集『鎌鼬』は、「稀代の」3者、舞踏家・土方巽氏と写真家・細江英公氏、そしてグラフィックデザイナー・田中一光氏による、三位一体の濃密なコラボレーションによって成り、それが青色の観音開き仕様で構成された、あまりに見事なアートブック的写真集です。

新進気鋭の日米ハイブリッド・バンド、New Century Jazz Quintet 来店!

2014年7月17日17:56

去る7月11日、現在の音楽シーンで話題沸騰中の若き精鋭ジャズ・バンド、
NEW CENTURY JAZZ QUINTET」のメンバーが、
日本ツアーの合間をぬって代官山 蔦屋書店の音楽フロアに来店!

前日10日に行われたライブも、台風にもかかわらず、超満員だったとのことで、
JAZZシーンに新しい風が吹き始めたことを、ひしひしと感じました。

ヴィンテージ:『The Protest Box』(Steidl)の制作背景。日本が世界で一番プロテスト写真集が多かった

2014年7月13日14:16

今日も、アジア各地で、南米で、アフリカで、東欧のみならず、世界中で、また日本においても、政治的、経済的、社会的なプロテストがなされています。


『The Protest Box』は、世界中でこれまでに刊行されたプロテストを主題にした絶版写真集の5冊が写真家マーティン・パー氏によって選定され、 一つのBoxへと組み入れられました。 

『The Protest Box』―テキストブック

もともとは写真集コレクターでもあるマーティン・パー氏の写真集コレクションからのもので、いずれも入手困難で、『The Japanese Box』(森山大道氏、荒木経惟氏、中平卓馬氏ら)のように各書は、ドイツの写真集マエストロ、Steidl氏によって、出版ファクシミリ版として制作されたものです。



         

本書付きのテキストで、ゲーリー・バジャー氏(マーティン・パー氏と共同制作した『The Photobook A History』の写真批評家)は、写真家ロバート・アダムス氏のクエスチョンからはじめています。

「悪(Evil)を写真で記録することでたしかな効果はあるのだろうかと」。

ロバート・アダムス氏は明快な応えを導きだしてはいませんが、ゲーリー・バジャー氏は、 世界各地で刊行されたプロテスト写真集をみるかぎり、写真家たちは、各自の強い信念と思いで、1冊の写真集をつくることで挑戦していることが分かってくるといいます。

『The Photobook A History Ⅲ』


じつはこの世界各地の代表的プロテスト写真集だけを集めたものを制作しようというアイデアは、マーティン・パー氏とゲーリー・バジャー氏が、現在第3巻まで刊行されている『The Photobook A History』を編集制作する過程で生まれてきたものだといいます。

数多くの世界の優れた写真集をみていると様々な写真のムーブメントがあることに気づき、その大きな一つがプロテストの写真集だったというわけです。

『The Photobook A History Ⅰ』


興味深いのは、2人が認識したのは、世界で最もプロテストをテーマとした写真集が刊行されているのは、日本とラテンアメリカだということです。 

とりわけ1国とすれば、日本が最も多かったという事実です。 

これは広島、長崎に投下された原子爆弾とその後の被害が一つの中心点になっているようです。
      
各地域とも、平均すれば1971〜1974年に最もプロテスト写真集が集中的に刊行され、まさに日本から選ばれた北井一夫氏の『三里塚』(ノラ社)も、1971年の刊行です。


北井一夫氏写真集『三里塚』より

 『The Protest Box』収録の5冊のプロテスト写真集を簡単にご紹介致します。

・『三里塚』初版1971年刊 北井一夫氏 
日本から選定されたのは、後に写真家ジョン・ゴセージ氏が新装英語版を制作した写真集『抵抗』で知られる北井一夫氏の『三里塚』(ノラ社)。北井一夫氏は、この三里塚闘争の反体制グループの地に、自ら入りこんでドキュメントしました。三里塚という地名は、成田国際空港建設にまつわる闘争のシンボル的言葉です。


・『América』初版1970年刊 Enrique Bostelmann   Siglo XXI Editores, Mexico City
エンリケ・ボステルマン氏は、60年代からラテンアメリカ各地を旅しているメキシコの写真家です。とくに工場労働に送り込まれるインディアンの暮らしや搾取についてルポルタージュしています。

中央の白い表紙が見える写真集

 『Algeria』初版1961年刊  Dirk Alvermann 
ダーク・アルバーマン氏は、1961年ベルリン生まれです。イーストベルリンにおける移民のアルジェリア人の現状についての写真でドキュメント。ラディカルなブックデザインは、ロシア映画のポスターなどからインスパイアされたもの。



・『Immagini del No』 初版1974年刊 Paolo Mattioli and Anna Candiani 
小さなフォーマットの写真集は、フェミニストムーブメントから反ファシズムなどイタリアでの様々な様相のプロテストをドキュメントしたものです。とくに離婚を認めた判決に対するプロテストを追っています。




・『Para verte major, América Latina』初版1972 年刊Paolo Gasparini 
パオロ・ガスパリーニ氏は、イタリア生まれながら人生の大半を南米カラカスの地で暮らした写真家。資本主義と共産主義の衝突に揺れるラテン・アメリカをルポルタージュ。




この5冊は、マーティン・パー氏とゲーリー・バジャー氏が、プロテスト・ムーブメントが、1冊の本のかたちに見事に「翻訳」されたものとしています。
『The Protest Box』の成立過程や背景、そして内容もさることながら、
グラフィク面での優れている各写真集どうぞ一度ご覧になってみて下さい。現在当店2号館アートフロアに1冊、在庫しております。


アートコンシェルジュ 加藤正樹


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旬の白桃を使った涼やかな限定メニューがはじまります。

2014年7月10日11:42

「夏」にぴったりな涼やかな新メニューがはじまりました。




まぶしいほどの日差しで本格的な夏の訪れを感じる季節になりました。 
代官山T-SITEは、木々の間から注ぐ木漏れ日がとても綺麗です。 
とはいえ、夏の日差しはいよいよ夏本番ですね。 

Anjinではそんな暑い夏ににぴったりな涼やかなメニューをご用意いたしました。 
夏のお散歩の避暑にAnjinで冷たいドリンクやデザートをご堪能ください。 
夜には、喉の渇きを潤す自慢のドラフトビールやシャンパンもご用意しております。

伝説のヴィンテージファッション誌、『Flair』マガジンをご存知でしょうか?

2014年7月7日19:11
伝説の『Flair』マガジンをご存知でしょうか。


 『Flair』マガジンは、今から半世紀以上前の1950年、そのわずか1年間だけ月刊で刊行された知る人ぞ知るアメリカのファッション誌です。2003年にイタリアのモンダドーリ(Mondadori)社が、53年ぶりに、21世紀版の『Flair』誌を刊行しているので、若い方でも名前は聞かれた方もいらっしゃるかも知れません。現在、当店では、ヴィンテージ『Flair』マガジン、全号扱いあります。(Set販売は全号揃い。各号バラ売りの場合、2号売れています)

Lumiosf(ルミオエスエフ)これは魔法の本?!~本の形をした照明~

外見からは想像もつかないような「意外性」とか、「優しさ」とか「美しさ」とか。
それから頼りになる「機能性」とか。
そういうものにはどうしても心惹かれてしまう。

そんな要素がすべて詰まったアイテムがあるとしたら・・・


・・・・・・あるんです。
惚れるに値する魅惑の照明器具『Lumiosf (ルミオエスエフ)』!


エココロ No.67 発刊記念 第2弾トークショー 「珠寳 -花のこえをきく-」献花・トークショー

2014年7月2日11:21
エココロ No.67の発刊記念トークショー第2段!

第1回目のトークショーに続き、第2回目では、誌面でも紹介されている銀閣慈照寺 花方教授の
佐野玉緒(珠寳)氏による献花の実演、またエココロ編集長石田エリ氏とのトークショーを開催致します。


JapanBlue 藍染めレザーグッズ

2014年7月1日19:07
本日は現在フェア展開中の革小物を紹介させていただきます。

革小物と言うと色はブラック、ブラウンや染色されていないヌメ革などが定番かと思いますが、定番以外にもおススメはあります、その中で日本らしい綺麗な藍色(インディゴ)の商品をご紹介させて頂きます。

徳島県で創業100年を超える老舗「絹や」、普段は着物を取り扱い、販売だけでなく伝統工芸の技やデザインを大切にし、徳島から新しい和を提案すべく様々な活動をされています。

そんな絹やが日本らしい色味の革製品として作りだしたのが藍染めレザー「AWA AI」シリーズです。