アーキテクチャー・イラストレーターのThibaud Heremの3冊目の作品集が発売されました!
タイトルは“LONDON DECO”。 ロンドンの歴史ある建物を何とも繊細なタッチで描きます。
洋雑誌を担当している私がこの本を見つけたのは、
彼がロンドンのフード雑誌“The Gourmand”や、“ACNE PAPER”といった雑誌で仕事をしていたため。
ずっと気になっていたHeremが作品集をだしたらしい! しかも、今月のMONOCLEにも紹介されたらしい!
きっと置くなら絵本、デザイン、建築なのかもしれませんが、
洋雑誌という他ジャンルの私が勝手にこっそり仕入れた一押しの作品集です!
さて、それでは中を少しづつご紹介させて頂きます。
そして素晴らしいのが蛇腹になっているということ!
一枚にのばせばそこはロンドン!
作者のThibaud Heremは実際にロンドンのストリートを歩き、
精巧で、手の込んだ、ちょっと気になる昔ながらの建物を選び描きます。
ロンドンのアイコニックな建物であるBBC Broadcasting HouseやBattersea Power Stationなども。
この裏面には、下の写真のように建物自体の説明も書かれています。
そもそもこんな繊細なイラストを一体何を使って描いているのか?
出版社のHPにはしっかりと記載があり、Rotring Rapidograph penという種類のもののようです。
ちなみにこちらがそのペンのHPです。 → http://www.rotring.com/en/
気になる方はぜひチェックしてみてください!
そして、もちろんですが、デジタル処理はされていません!全てで手書きです。
そのためか、本のつくりもどことなく素朴で好感が持てます。
バックカバーはこんな感じです。
気になる方、ぜひ店頭にいらして下さい!
実際見ると、画像よりもさらにステキです。
オンラインストアでのご購入はこちらから。
雑誌担当 金子 容子
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