代官山蔦屋書店オフィシャルブログ: 『素材との対話から生まれる作品』“世界にただ一本だけのボールペン”

鹿＋水牛＋紫檀　￥18,000＋税

世界にただ一本だけのボールペン。欲しい！！

今回は、私が大好きなボールペンを紹介します。

「ＨＳＢ＠いもゆで工房」という、いもゆで？？
一見可愛らしい名前を持った工房では、日々、ボールペン作家の原マサトさんが
作品づくりに没頭されています。

　“武蔵野美術短期大学ＧＤ専攻を卒業後、身の回りの本棚や机、
ティッシュケースなどを自作し続けていたある日・・・
かっこいいボールペンを作って使用したい！と思いたちました。
・・さてどうしたものか？“
（ＨＳＢ　ＨＰより抜粋）

という事で、旋盤購入後、せっせと製作にかかり、ハンドメイドボールペンで
第11，12回ハンズ大賞にも入賞されています。
もちろん、ボールペン製作以外のお仕事も数々こなされ、ゲームのムービーや
キャラクターデザイン＆モーション付けなどもされていたりと・・・多彩な人物です。

見た目も個性的な方で、さぞやバックパッカー状態で世界を廻っていらっしゃるのでは？
超アウトドア？？と思いきや・・ご本人に尋ねるとかなりのインドア派。

「旅行なんてとんでもない・・・あんまり外に出るの好きじゃないんです～」
とひたすら旋盤の前にいる生活らしいのでした。

な～るほど。

だからこそ？

原さんのイメージの世界で、素材の木や鹿角や牛角や、真鍮、洋白と
相談しながらこんな凄いボールペンが生まれてくるのではないでしょうか？？

素材との対話から生まれる作品・・・なので原さん曰く「同じ作品は2度と作れないです！
削りながら変化していくのが面白い」そうですね・・・
その方が私達も面白い！欲しい！自分の所に来てほしい！という作品が誕生するのです。

現在、店頭で展示しているのはボールペンですが、お願いして
ペンダントタイプのミニシャープペンシルも製作して頂いています。
個人的にもお願いしていたりして・・・担当者の役得。ふふふ・・・です。

メールのやり取りで、毎回「シャープペンシル頑張ってます！！」
ということなので楽しみに待っています。

遊び心あふれる作品には、「昆虫シリーズ」、「魚シリーズ」、果ては「龍」や
携帯していると職務質問されるような大きなボールペンなども・・・
ほとんど原さんが「こんなの作りたい！」という思いから生まれています。

あまりに気に入った作品は当然、非売品となるのです。でしょうね～。

価格は作品によって変わりますが、真鍮削り出しで8400円（税込）～63000円（税込）まで・・・
木軸、角、金属の組み合わせボールペンでは16800円（税込）18900円（税込）という価格帯です。

ご自身へ、同じ感覚を持ったお友達へのプレゼントにもバッチリではないでしょうか？
ボールペンは全てツイスト式、替え芯はゼブラの「ＢＲＭ－１Ｂ、ＢＲ－１Ｂ」価格は105円(税込)です。

代官山蔦屋書店では贅沢に「ここからここまでください」という感じで原さんの
可愛い子供たちがたくさんいます。

木軸、金属、ボールペン大好き！な方達にはもってこいのアイテム・・・

まだご覧になっていない方は是非一度！ご来店ください。