新しい日本のビジョンを提案する『日本2.0』。
憲法改正案から小説、そして多くの対談・論考とその内容は多岐にわたっているなかで、
巻頭は一見不可解なアートプロジェクト「アキハバラ3000」が飾っています。
コスプレグラビアで綴られる、砂漠と化した1000年後の秋葉原を舞台にした物語。
なぜ秋葉原なのか。なぜコスプレなのか。そして、なぜ巻頭にアートプロジェクトなのか。
このトークでは、このプロジェクトのアートディレクションを担当したアーティストの梅沢和木氏、
撮影を担当した写真家の新津保建秀氏、そして『日本2.0』の編集長である作家・批評家の東浩紀氏が、
「アキハバラ3000」の制作に携わった経験を土台に、新しい日本を創造する上でのアートの役割についてお話します。
登壇者のプロフィール:
梅沢 和木(うめざわ・かずき)
1985年生まれ。美術家。武蔵野美術大学映像学科卒業。
ネット上の画像を集め再構築し、アナログとデジタル、現実と虚構の境目を探る作品を制作し、発表している。
2010年に「カオス*ラウンジ2010 in 高橋コレクション日比谷」や「破滅*ラウンジ」などの展示に参加。
2012年に個展「大地と水と無主物コア」を開催。CASHIおよびカオス*ラウンジに所属。
新津保 建秀(しんつぼ・けんしゅう)
1968年生まれ。写真家。映像、フィールドレコーディングなどによる制作を行う。
自身の作品制作とともに、企業、建築家、音楽家、研究者との共同プロジェクトを多数手がける。
近作として複雑系科学の研究者・池上高志と発表した「Rugged TimeScape」、
音楽家・渋谷慶一郎との映像作品「Namie0420」などがある。
今年4月に作品集『\風景』(角川書店)を発表し注目を集めている。
東 浩紀(あずま・ひろき)
1971年生まれ。作家・批評家。早稲田大学文学学術院教授。東京工業大学世界文明センター特任教授。
批評の主著は『存在論的、郵便的』(新潮社、1998年、サントリー学芸賞)、
『動物化するポストモダン』(講談社現代新書、2001年)、『一般意志2.0』(講談社、2011年)の3冊。
小説の主著は『クォンタム・ファミリーズ』(新潮社、2009年、三島由紀夫賞)。『思想地図β』編集長。
【入場料】1000円(税込)
※ゲンロン友の会会員の方は800円(税込)。
会員の方の受付は代官山蔦屋書店1号館1Fのみとなりますのでご了承下さい。
【定員】70名
【参加方法】
9月1日(土)より、代官山蔦屋書店オンラインストアまたは1号館1Fにて、参加チケットの販売を開始いたします。
定員になった時点で、販売は終了となります。
なお、参加チケットは1枚につき1名様1回限り有効。
お電話でのご予約も承ります。(入場料は開催当日に頂戴致します)
オンラインストアでのご購入はこちら。
【注意事項】
オンラインストアでのご購入はクレジットカードのみとさせていただきます。
本券は、ご購入いただいた時点で契約成立となり、お客様のご事情によるキャンセルは受け付けておりません。
ただし、主催者側の理由でキャンセルになった場合のみ、チケット代金を返金いたします。
代官山蔦屋書店から、お申し込みいただいた方に、返金方法も含めてご連絡さし上げます。
また、このチケットは、再発行できません。チケットの転売も、固くお断りさせて頂きます。
開催概要
会期:2012年9月26日(水)
会場:蔦屋書店1号館 1階総合インフォメーション
開館時間:19:00~21:00
主催:代官山蔦屋書店
協力:株式会社ゲンロン
住所:〒150‐0033 東京都渋谷猿楽町17-5 代官山蔦屋書店 1号館1F 人文フロア
アクセス:東急東横線代官山駅から徒歩5分
お問い合わせ:03-3770-2525
『日本2.0 思想地図β vol.3』(ゲンロン)刊行記念トークイベント
梅沢和木 ✕ 新津保建秀 ✕ 東浩紀 「アートから立ち上がる日本2.0」
http://tsite.jp/daikanyama/event/000974.html